2007-02-21 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
そして、毎日新聞なんかでは、現在でも大武勲の事実報道をしていたとしていますが、当時、大武勲があれば必ずや逆に授与されたはずの金鵄勲章が、向井、野田両少尉には叙賜されていません。この事実は、日本政府が毎日新聞の記事が創作だったと判断していることになるわけでありますけれども。
そして、毎日新聞なんかでは、現在でも大武勲の事実報道をしていたとしていますが、当時、大武勲があれば必ずや逆に授与されたはずの金鵄勲章が、向井、野田両少尉には叙賜されていません。この事実は、日本政府が毎日新聞の記事が創作だったと判断していることになるわけでありますけれども。
賞勲局の保管している資料には、向井敏明さんに金鵄勲章が授与されたという記録はございません。一方、昭和四十五年六月二十七日に、戦没者叙勲といたしまして勲四等旭日小綬章が授与されておられます。 ただ、賞勲局といたしまして、その向井敏明さんが犯罪者であったかどうかということをお答えする立場にはございませんので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
靖国神社に祭られるということは大変な名誉なことである、金鵄勲章をもらうことと靖国神社に祭られることが大変な国民としての名誉であるということを教育された。事実、学校の先生がそういうことを私どもに言いましたよ。 そういう中で受けてきた靖国神社というイメージが、今そっくりそのままタイムカプセルのようにして一部の方の頭の中にあるんじゃないかと思えて仕方がありません。
普通だったら金鵄勲章ですよ、こういうの、あればですよ、今ないからね。だから、一部の不祥事件に目をとられて、それで本当に一生懸命やっている人たちが士気をなくすようなことは、これはマスコミはいいけれども、政治家はしちゃだめだと私は思いますよ。 そういう件について、防衛庁長官と外務大臣の御所見を伺って、私の質問を終わりたいと思います。
私のうちには日露戦争で金鵄勲章をもらった祖先もおりまして、立派な碑もございます。そういう人間が、成長の中で、戦争による価値観の一変、それから戦後の混乱、それから私たちは子供なりに新日本建設、こういうことに大きな志をみんなが燃やしながらこの人生を送ってきたと自負をいたしております。
それから、授与されてそれが、金鵄勲章と同じでございまして、要するに持っているけれども、それはもう栄典としての価値がないのだ、こういうふうになっているわけでございます。取り上げたというようなことではございません。
○稲橋政府委員 これはやはり金鵄勲章と同じでございまして、授与したこと自身は過去の事実でございますので、それを取り消すというわけにいきませんので、要するに、持っていてもそれは栄典としての価値はないんだ、言葉は悪いのですが、言ってみればワッペン、そういったようなものだという話になるわけでございます。
その百五十二番と百五十三番、最後のところでございますが、実はこの武雄という人は、戦場から帰りましてから、農業にいそしむ傍ら亡き友を墓前に弔い、傷病兵を慰問し、そして金鵄勲章をもらったわけで、さらに実業に身を投じ、最後に郷党の尊敬を集めて村長に選ばれたわけでございます。その百五十二番と百五十三番にはこのように書かれております。
そして国家機密法の制定であるとか有事立法とか政党法の制定、そしてまた、この前ここで私も追及しましたけれども、金鵄勲章の復活というようなことまでやろうとしているわけですね。さらに、ソ連との核戦争のシナリオだと我々は考えていますが、あの昨年の十二月には日米共同作戦計画、こういうものを両国によって調印をする、そしてそれに基づいて日米共同軍事演習がどんどん頻繁に行われているわけでしょう。
ところで、外務大臣にちょっと聞きたいのでありますけれども、最近政府の中には、金鵄勲章を復権させよう、復活させようということが具体的に俎上にのっております。
○土井委員 外務大臣の今の御答弁からすると、金鵄勲章に対してはやはり慎重に取り扱いを進めるという立場で、消極的にお考えになっていらっしゃると私は受けとめておりますが、それはそのとおりでいいですね。
これで、「一、明治天皇の制定し給うた金鵄勲章制度の復元と、受章者の栄誉および処遇の回復。二、教育勅語、軍人勅諭の徳目の奉戴実践。 三、英霊の顕彰、靖国(護国)神社の挙国崇持。 四、尊皇愛国心の昂揚、国防並防共思想の普及。 五、自主憲法の制定、自主国防体制の確立。」こういうことを目的としている日本金鵄連合会であります。こういう連合会が積極的に活動してそういう請願を採択させているわけですね。
○三浦(久)委員 総理に、まず最初に、金鵄勲章の復権の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 政府は、生存者一代に限って着用を正式に認めるとの政令を閣議決定する方針を固めたというふうに報道をされております。ところが、この金鵄勲章というのは一体どういう勲章か。
この請願の採択というのは大体全会一致というものが原則になっておりますけれども、このときのこの金鵄勲章復権の請願採択というのは、社会党、共産党が反対したにもかかわらず、自民党、公明党、民社党、新自由クラブの多数で強行されたものであります。
本件につきましては、政府としては昭和五十六年の六月に、旧金鵄勲章の名誉回復を求めた請願が国会で採択されたという事実を踏まえまして、現在検討しているところでございます。しかしながら、新聞報道のような、特に期日を設定して検討しているということではございません。
私は、時間が来ましたから、これでこの問題を終わりますが、最後に、総務庁になりますか、金鵄勲章についてお聞きします。 去る六月二日の毎日新聞によれば、金鵄勲章の公式着用を政令で認めるとの方針でありますが、これが着用しなくなった理由、大東亜戦争と言われる帝国主義戦争が、侵略戦争が終わって金鵄勲章をつけなくなった理由を考えたならば、逆行していないか。
また、金鵄勲章の名誉回復の問題につきましても、長い時間をかけて国会でもいろいろと御指摘をいただいてきておるところでございます。特に国会での請願が採択されておるということの意味を厳粛に受けとめまして、政府といたしましても、その可否等につきましていろいろな角度から検討を進めてきておるところでございます。さらにその検討を深めていくようにいたしたいと、このように考えております。
次は金鵄勲章の問題であります。
私は日本遺族会を母体にいたしておりますが、遺族会の立場では、仮に今もらっている人たちの名誉が回復されたからといって今さら我々にも金鵄勲章を要求するというようなことはいたしません、そんなことは考えておらないと、こう言っております。
警察、科学技術庁、沖縄開発庁関係では、代用監獄の運用と捜査のあり方、交通事故に対する救命体制のあり方、放射性廃棄物の貯蔵及び海洋投棄の問題、原子力船「むつ」の定係港の縮小計画と安全性、科学万博終了後の展示物の利用方法、沖縄における空港整備等の離島対策について、 総理府本府及び総務庁関係では、行政改革と地方事務官のあり方を初め、金鵄勲章受勲者等旧勲章叙勲者の名誉回復、戦後処理懇の報告の当否、シベリア
例えば、かつての金鵄勲章制度のような特権を伴う、あるいは年金を支給するというようなことを求めているのではない、それから、かつて金鵄勲章を授与すると約束しながら未伝達となっている方々について新たに勲章の授与を求めるというようなものではないということが明らかになりました委員会の経過を、私、この目で見ておるわけでございます。
この百十万人に対して金鵄勲章を授与するとなると膨大な予算が必要でございますが、そういった方面の検討はまだ進めていない状況でございまして、可能か否かということについてはお答えいたしかねます。
それは、一刻も早く栄誉回復の政令公布をと訴えておられる日本金鵄連合会、すなわち金鵄勲章叙賜者の願望をかなえてあげなければならない、こういった立場に立って以下御質問を申し上げます。 御案内のとおり、本問題については昭和五十六年、第九十四国会において請願採択されております。
やはり政治家の生命は見識であり、経論を施すというだけの一つのエポックな転換期において、あの人がいたがためにこうなったというようなことを一つでも二つでも残していかなければ、やたらにこのごろは勲一等なんて喜んでいるやつがいるけれども、後でもってみんな戦争が済んだら金鵄勲章の売り物が出たと同じく、はかないですよ。
○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、今回の金鵄勲章に対する請願についての意見を述べさせていただきます。 今回の金鵄勲章の請願については、当委員会において、先ほど金鶏勲章連合会会長である稻村先生に対しての質疑にもありますとおり、その趣旨を私どもは理解できましたので、わが党といたしましては賛成であるということをまず表明を申し上げておきます。
○鈴切委員 この請願の長い経過において、当初は金鵄勲章受章者に併給されていたかつての年金なり一時金を一括して支給するよう請願されたときもあったようであります。
○鈴切委員 最後に、もちろん金鵄勲章の制度の全面復活を求めているわけではない、そのように私は確信をいたしておりますが、会則には、現在の生存者で、現に勲章の所持者に限り佩用を認めてほしいということになっておりますが、かつて金鵄勲章を授与すると約束した者のうちで現に渡っていない者も相当いると聞いておりますが、それに対して金鶏勲章を新たにつくって渡すということは含まれないと理解してよろしゅうございましょうか
明治以来、金鵄勲章等の受章者に対しまして終身年金が支給されておったわけでございますけれども、昭和十五年に制度が変わりまして、終身年金のかわりに一時金を支給する、その一時金といたしまして、いま先生御指摘の賜金国庫債券というものが発行されたわけでございます。二十年まで発行されております。
だから、税金をごまかすためのあらゆるテクニックが国民の通常の会話の中で語られ、そして国民は、税務署をごまかしたことをそれこそ昔で言う金鵄勲章のように、いまの文化勲章をもらったように、みんなで笑いながら、こういうふうにやったらうまくいった、あそこの税務署をこうごまかしてやった、こういうふうに退治してやった、こういうふうに撃退してやったという話が町じゅうにはびこる。そして出版社を見てごらんなさい。
再三論議されましたように、有事立法をめぐるきわめて悪質な、計算されたキャンペーンを初め、最近では防衛庁制服組による相次ぐ過剰な発言、靖国や元号、果てはいわゆる金鵄勲章復活の請願など一連のこうした動向は、それぞれが有機的な連関を保ち、強く結びつけられた意図的な政治行動であることは自明のことでありましょう。
それは金鵄勲章復活に関する請願と申しまして、たまたま元号法案に賛成をしていらっしゃる自民党、そして新自由クラブ、公明党、民社党の議員の皆さんに対して請願が寄せられている。これはもちろん純然として純粋な個人的な行動ですから、あながちとがめる資格は持っていません。
けど、法の解釈として金鵄勲章の復活機運ないしそれを目指す行動、こういうものについては真田さんはどうお考えなんでしょうね。
○政府委員(真田秀夫君) 昭和二十二年五月三日政令四号でしたか、金鵄勲章叙賜条例が廃止になって、そのとき以来金鵄勲章はわが国の栄典制度から実はもう削除されてしまっているわけなんですね。それで、実は一部の方々の中に非常に、そのまあ復権という言葉がいいかどうかは別といたしまして、そういう栄誉の復活を非常に望んでいらっしゃるという事実があることは私承知しております。
そういうさなかに金鵄勲章の復権を求める請願が国会の中に盛り上がっているというのがあって、「「元号」の次は金鵄勲章だ!?」というすぱっとした見出しが出まして、かなりこれは大きな記事になっているわけです。で、復権請願がすでに三十一件ですか。
どうやっても軍の体質は、それ皇軍が侮辱されたという形と功名手柄と金鵄勲章につられたわけじゃあるまいでしょうが、いきなり戦争に突入した。向こうの中国側では――中国側のことは私はよく資料を集めてきていますから別な機会にやりますが、とにかく戦争回避に努めたんだが、できなかった。ああいうことを二度、三度と犯したら日本の国はめちゃめちゃになりますよ。